□ 階上沖アブラメ・春編 □ 階上沖ソイ、メバル、五目・春編 □ 階上沖カレイ・春編
□ 階上沖ソイ、メバル、五目・春編
階上沖は3月〜6月頃にかけて、浅場にソイやメバルが乗っ込できます。
根の荒いカケアガリなどに群れをなしていることがあります、水深30m〜70m前後でも巨ソイがでます。
同ポイントで沖メバルや黒メバル、ガヤ、タラやトキシラズ(鮭)等々。
五目釣り狙いには、階上沖でよく使われる2パターンあります。
▼ パターン1
▽ 階上沖でよく使われているパターンは、アブラメ天秤仕掛上に胴突仕掛を繋ぎアブラメとソイを狙うパターン。
胴突1〜5本針で棚を探ることになりますが扱いやすいのは2本針が良いでしょう。
この仕掛の利点は底ものと浮ものを同時に狙えることです、ソイ、アブラメなどトリプルフッキングは良くあることです。
この時期、底濁りがありアブラメの食い渋りが多いことがありますが濁りの上のソイ狙いには最適です。
難点は天秤の上下に仕掛があり針数が多く、船のローリングなどで船上での自滅オマツリが多く扱いにくいことです。
ハリスは巨ソイに備え5〜6号、幹糸は天秤のロストに備えナイロン16号位にして根掛仕掛回収を図る。
ハリスは細く長い方が食いが良いですが、扱いにくく長さは弓引き位が良いでしょう。
餌はサバ、サンマ、イカの切り身か、冷凍イワシ。
切り身の場合、リアルさを出すため針の弛元や毛針等にアイパーツ(目玉ビーズ、目玉シール)を装着するのも効果的です。
冷凍イワシ使用はまさに本物効果抜群、良く孫針を使う人が多いようですが泳ぎが悪くオマツリなども多く苦戦します。
素針1本の場合あごから眉間に通して、泳ぎを自然にするのが良いでしょう、仕掛がらみも極端に少なくなります。
切り身も身をそぎ、潮乗り良く上手くたなびかせるのがコツです、イワシの場合タコキャップ(ヒラメ用を転用)を使用することで身壊れを防ぎ泳ぎも良くなります。
▼ パターン2
▽ 胴付仕掛で五目。
メバル仕掛で釣ってみましょう、ハリス3号ぐらいで6〜10本針フラッシャー巻きで皮付きが良く、餌はサンマやイカの切り身が良いでしょう。
錘は80〜120号、竿は強烈な食い込みに耐えられる胴突竿80号〜120号乗りが良く胴が強いもの、長仕掛に対応して270cmの長さが良さそうです。
▽ ソイ五目仕掛で狙ってみましょう。
メバル仕掛とは少し様子が違います、2〜5連胴付針ハリス3〜5号、ロング気味にしてイワシの1匹掛け、アゴ眉間掛けでイワシが水流で自然に泳ぐようにセットしてアタリを待ちます。
ソイの場合ガツンと向こう合わせでかかってきます、黒メバルは数釣り出来ますので少し待ってパーフェクト狙い、最後まで強烈に引きます。
過去に、この仕掛で90cmクラスのヒラメもゲットしています。
胴付連針の場合、アタリがあったら送り込めのセオリーがあるようですけれど高等な業で根掛かりやオマツリの失敗が良くあります。
私の場合、アタリがあったら一呼吸おいてリールを1回転させ、更にアタリを待ちます、何回か繰り返しますと満貫が安全にでます。
ヒラメの場合もありますので、ゆっくり確実に底離れさせるよう慌てないことです。
▽ 釣果を上げるには?
目の良いメバル狙いは、ハリス2〜3号餌は短冊で1×3cm位、イカやサンマがよいようです。
ソイや黒メバルはガツンときますのでショックに耐えられるようハリスは3〜6号、餌はサバやイカ、サンマ2×5cm身をそいで潮になびかせるようにチョン掛けしましょう。
イワシは冷凍もので鮮度の良いもを使用しましょう、スーパーなんかで販売している食用は身崩れがして釣れません。
イワシも、潮に乗って泳ぐことの出来るしっかりしたものを選びましょう。
五目狙いは5〜6人の仕立てが良いです、胴突仕掛の餌が(5〜6)×人数分下がっていますので、小魚の小さいグループが泳いでいるように見え食い気が立つでしょう、人数の方が有利です。
アブラメ天秤+胴突仕掛は基本的にはアブラメ狙いの流し釣りですので、アブラメの釣りパターンで誘います、アタリがアブラメかソイなのか見極めなければなりません、胴突き仕掛にアタリがあるとガツンとダイレクトに伝わりますのでわかり易いです。
※ ソイ、メバルは、春先は浅場に根付きますので根回りの詳しい船長さんをキープするのが先決です、H丸・S丸・J丸がお薦めです。
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